合成開口レーダー
スコープ
地震,火山,地盤沈下,地すべり,洪水,津波,波浪,環境変化等の観測・研究において,合成開口レーダー(SAR)は重要なツールの一つになりつつある.さらに,地表面変動計測におけるScanSARデータの利用やピクセルオフセット法等の新しい手法によって,その適用範囲がさらに広くなりつつあることや,日本の陸域観測技術衛星「だいち」の後継機(ALOS-2)をはじめとして,多く の新しい衛星SARミッションが計画されていることから,SARに対する関心がさらに高まっている.しかし,SAR利用に関する問題点はいまだ多くある.たとえば,SAR干渉法における大気や電離層に起因する誤差の軽減,時系列解析の高精度化,得られた地表面変動の解釈(モデル化)等についてである.本セッションでは,SARを用いた解析・理論・適用事例に関する発表を広く募集し,SAR解析における諸問題を明らかにすることを目指す.
代表コンビーナ
小澤 拓
taku@bosai.go.jp
共同コンビーナ
大村 誠
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5月24日 STT057 部屋番号:コンベンションホール
コアタイム:PM2
色のついた発表は招待講演です
講演番号 タイトル (PDFダウンロード) 発表者 著者
STT057-P01 InSAR時系列解析を用いたスマラン(インドネシア)における地盤沈下量測定 有本 美加 有本 美加、
福島 洋、
高田 陽一郎 他
STT057-P02 干渉SARと水準測量を利用した地盤沈下監視 野口 優子 野口 優子、
鈴木 啓、
唐沢 正夫
STT057-P03 2010年福島県中通りの地震のInSAR解析結果 飛田 幹男 飛田 幹男、
小林 知勝、
鈴木 啓 他
STT057-P04 RADARSAT衛星のアプリケーション利用 村木 広和 村木 広和
STT057-P05 気象庁非静力学モデルによる大気遅延量の推定とSAR干渉解析への応用 新堀 敏基 新堀 敏基、
安藤 忍、
福井 敬一 他
STT057-P06 衛星データ解析検討小委員会の活動について 本田 昌樹 北川 貞之、
本田 昌樹、
上野 寛 他
STT057-P07 SAR干渉解析による全国の活火山(4) 安藤 忍 安藤 忍、
福井 敬一、
斉藤 誠
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