冥王代から現在に至る大陸地殻の形成、沈み込み、そして真の成長
スコープ
大陸地殻は地球を特徴づける重要なシステムであり、その形成と成長は固体地球ダイナミクスのみならず、表層環境や生命進化に強く影響を及ぼし、非常に重要な問題であるにもかかわらず、全く解明されていない問題である。従来、大陸地殻は地球史46億年を通じ、累進的に増加してきたと考えられてきた。しかし、最近の太古代地質、砕屑性物質の地球化学や沈み込み帯研究などは、従来までの成長モデルに対して抜本的な見直しを要求しつつある。そこで、本セッションでは、地質学、岩石鉱物学、地球化学、地震学、実験岩石学、表層環境進化など、広い分野からの発表を歓迎し、様々な角度から、冥王代から現在に至る大陸地殻の形成と沈み込み、そして真の成長を議論する。
代表コンビーナ
山本 伸次
syamamot@geo.titech.ac.jp
共同コンビーナ
小宮 剛 河合 研志
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5月23日 部屋番号:301B コマ:PM1 セッションID:SCG065
座長:昆 慶明 山本 伸次
色のついた発表は招待講演です/時間は開始時間です
時間 講演番号 タイトル (PDFダウンロード) 発表者 著者
14:15 SCG065-01 大陸地殻の形成とその沈み込み:セッション説明 山本 伸次 山本 伸次,
小宮 剛,
河合 研志
14:30 SCG065-02 ジャックヒルズジルコン(>4 Ga)中の包有物から解読する冥王代のダイナミクス ホプキンス ミッシェル ホプキンス ミッシェル,
マーク ハリソン,
クレイグ マニング
14:45 SCG065-03 モナザイトから得られた冥王代花崗岩質地殻の否定的な証拠 飯塚 毅 飯塚 毅,
ネーベル オリバー,
マッカラック マルコム
15:00 SCG065-04 大陸地殻とマントル端成分「EM1とEM2」の起源としてのスラブ融解 下田 玄 下田 玄
15:15 SCG065-05 TTG質花崗岩の結晶分化作用に伴う組成変化についての再検討 昆 慶明 昆 慶明,
小宮 剛,
15:30 SCG065-06 丹沢トーナル岩類中の苦鉄質包有岩に含まれるジルコンのU-Pb年代から推測する島弧下部地殻の年代 鈴木 和恵 鈴木 和恵,
山本 伸次,
李 毅兵 他
15:45 SCG065-07 西グリーンランドにおける島弧地殻ブロック:太古代の地殻成長 Windley Brian Windley Brian
5月23日 部屋番号:301B コマ:PM2 セッションID:SCG065
座長:河合 研志 市川 浩樹
色のついた発表は招待講演です/時間は開始時間です
時間 講演番号 タイトル (PDFダウンロード) 発表者 著者
16:30 SCG065-08 真の大陸成長 小宮 剛 小宮 剛
16:45 SCG065-09 構造浸食と日本列島形成史 磯崎 行雄 磯崎 行雄,
丸山 茂徳,
山本 伸次
17:00 SCG065-10 マントル深部へ沈み込む大陸地殻の量の推定 市川 浩樹 市川 浩樹,
河合 研志,
亀山 真典 他
17:15 SCG065-11 マントル遷移層の地震学的構造 末次 大輔 末次 大輔
17:30 SCG065-12 下部マントル最上部の小規模な不均質構造とその起源 金嶋 聰 金嶋 聰
17:45 SCG065-13 第2大陸 河合 研志 河合 研志,
山本 伸次,
土屋 卓久 他
18:00 SCG065-14 表層地質からマントル対流3億年を説明する 丸山 茂徳 丸山 茂徳
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