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安成 哲三 先生












・受賞理由

気象学および気候学,特にアジアモンスーンの形成と変動の理解,および国際的学際的な地球環境学推進への顕著な貢献により



・経歴

1977年4月 京都大学東南アジア研究センター助手
1982年3月 筑波大学地球科学系講師
1990年6月 筑波大学地球科学系助教授
1992年4月 筑波大学地球科学系教授
2002年8月 名古屋大学地球水循環研究センター教授
2012年4月 名古屋大学名誉教授
2012年4月 名古屋大学地球水循環研究センター特任教授
2013年4月 総合地球環境学研究所 所長



・主要論文

・Yasunari, T., 1979: Cloudiness Fluctuations Associated with the Northern Hemisphere Summer Monsoon. J. Meteorol. Soc. Japan, 57, 227-242. 
・Yasunari, T., 1987: Global Structure of El Nino/Southern Oscillation. Part I. El Nino Composites. J. Meteorol. Soc. Japan, 65, 67-80.
・Yasunari, T., 1990: Impact of Indian Monsoon on the Coupled Atmosphere/Ocean System in the Tropical Pacific. Meteorol. & Atmos. Phys., 44, 29-41.
・Yasunari, T., A. Kitoh and T. Tokioka, 1991: Local and Remote Responses to Excessive Snow Mass over Eurasia Appearing in the Northern Spring and Summer Climate―A Study with the MRI・GCM―. J. Meteorol. Soc. Japan, 69, 473-487.
・Yasunari T., K. Saito and K. Takata, 2006: Relative Roles of Large-Scale Orograghy and Land Surface Processes on Global Hydroclimate. Part I: Impacts on Monsoon Systems and the Tropics. J. Hydrometeorol. 7, 626-641.



・主な業績

安成哲三氏は,アジアモンスーンに約40日周期の季節内変動があることを発見し,その変動が熱帯気象にはたす役割を解明した.モンスーンの年々変動が赤道太平洋でのエルニーニョ・南方振動(ENSO)に能動的に作用することを明らかにしENSOがモンスーン変動に影響しているという従来の視方を覆した.ユーラシア大陸の積雪変動がアジアモンスーン変動に与える影響や植生が気候形成に果たす能動的役割についても,従来の説を大きく覆す研究結果を出した.これらの仮設の検証も含めて,アジアモンスーン域のエネルギー・水循環に関する国際的観測計画GAMEを立ち上げ,大きな成果を上げた.



・推薦者

神沢 博