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石田 瑞穂 先生












・受賞理由 

地震学,特に関東東海地域直下のフィリピン海プレート構造の解明,および広帯域地震観測の推進に対する顕著な貢献により


・経歴

1974年4月 日本学術振興会 奨励研究員
1974年11月 国立防災科学技術センター第2研究部 研究員
1981年4月 同 主任研究官
1988年4月 同 地震活動研究室長
1990年6月 防災科学技術研究所地圏地球科学技術研究部に改組
1996年7月 同 地圏地球科学技術研究部長
1997年4月 同 総括地球科学研究官
2001年4月 (独) 防災科学技術研究所 研究主監
2003年10月 同 フェロー
2006年7月 (独) 海洋研究開発機構地球内部ダイナミクス領域 特任上席研究員
2014年4月 (独) 産業技術総合研究所活断層・火山研究部門 客員研究員



・主要論文

・Ishida, M. and H. Kanamori, (1978), The foreshock activity of the 1971 San Fernando earthquake, California, Bull. Seism. Soc. Am., 68, 1265-1279.
・Ishida, M. and A. Hasemi, (1988), Three-dimensional fine velocity structure and hypocentral distribution of earthquakes beneath the Kanto-Tokai district, Japan,
J. Geophys. Res., 93, 2076-2094.
・Ishdia, M., (1992), Geometry and relative motion of the Philippine Sea plate and Pacific plate beneath the Kanto-Tokai district, Japan, J. Geophys. Res., 97, 489-513.
・Ishida, M., (1995), The seismically quiescent boundary between the Philippine Sea plate and the Eurasian Plate in central Japan, Techtonophysics, 243, 241-253.
・Ishida, M., S. Maruyama, D. Suetsugu, S. Matsuzaka and T. Eguchi, (1999), Superplume Project: Towards a new view of whole earth dynamics, Earth Planets Space, 51(1), i-v.



・主な業績

石田瑞穂氏は,3枚のプレートが複雑に沈み込む関東東海地域において,地震の震源分布,メカニズム解,及び,地震波速度構造のデータを詳細に分析し,いずれのデータにも矛盾がないフィリピン海プレートの構造モデルを提唱した.このプレートモデルは,この地域のテクトニクスを理解するにとどまらず,広く,理学,工学の分野で活用されている.石田氏はまた,広帯域地震観測網の整備に尽力した.1990年代当初,日本国内には,広帯域地震観測点は数える程しかなかったが,氏の尽力により観測点は飛躍的に増大した.特に,オープンデータポリシーに基づき世界中の研究者が利用しやすいようなフォーマットでデータを提供したことは画期的であり,グローバルな地震研究の活性化に多大な貢献をした. 



・推薦者

福山 英一