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本蔵 義守 先生








 

・受賞理由

地球電磁気学,特に地球内部・地震関連電磁気現象分野おける顕著な功績,および日本地球惑星科学連合黎明期において多大な貢献をした功績により



・経歴

昭和46年3月 東京大学大学院理学系研究科修士課程修了
昭和49年3月 東京大学大学院理学系研究科博士課程修了
昭和49年 9月 カナダ国エネルギー鉱山省地球物理部門ポスドク研究員
昭和50年11月 東京大学地震研究所助手
昭和55年 2月 東京工業大学理学部助教授

平成 5年 4月 東京工業大学理学部教授

平成 9年 4月 東京工業大学評議員(平成11年3月まで併任)

平成10年 4月 東京工業大学大学院理工学研究科教授

平成11年 4月 東京工業大学理学部長(平成13年3月まで併任)
平成11年10月 東京工業大学大学院理工学研究科長(平成12年9月まで併任)
平成14年 4月 東京工業大学留学生センター長(平成16年3月まで併任)
平成15年10月 文部科学省科学官(平成20年3月まで併任)

平成16年 4月 国立大学法人東京工業大学理事・副学長

平成19年10月 国立大学法人東京工業大学大学院理工学研究科教授
平成23年 3月 国立大学法人東京工業大学名誉教授

平成23年 6月 国立大学法人東京工業大学火山流体研究センター特任教授



・主要論文

Takahashi, F., M. Matsushima and Y. Honkura, Simulations of quasi-Taylor state geomagnetic field including polarity reversals on the Earth Simulator, Science, 309, 459-461, 2005.
Takahashi, F., H. Tsunakawa, M. Matsushima, N. Mochizuki, and Y. Honkura, Effects of thermally heterogeneous structure in the lowermost mantle on the geomagnetic field strength, Earth Planet. Sci. Lett., 272, 738-746, 2008.
Honkura, Y., Y. Ogawa, M. Matsushima, S. Nagaoka, N. Ujihara, and T. Yamawaki, A model for observed circular polarized electric fields coincident with the passage of large seismic waves, J. Geophys. Res., 114, B10103, doi:10.1029/2008JB006117, 2009.
Honkura, Y., A. M. Isikara, N. Oshiman, A. Ito, B. Ucer, S. Baris, M. Tuncer, M. Matsushima, R. Pektas, C. Celik, B. Tank, F. Takahashi, M. Nakanishi, R. Yoshimura, Y. Ikeda, and T. Komut: Preliminary results of multidisciplinary observations before, during and after the Kocaeli (Izmit) earthquake in the western part of the North Anatolian Fault Zone, Earth Planets Space, 52, 293-298, 2000.
Honkura, Y., N. Oshiman, M. Matsushima, S. Baris, M. Kemal Tunçer, S. Bülent Tank, C. Çelik, and E. T. Çiftçi, Rapid changes in the electrical state of the 1999 Izmit earthquake rupture zone, Nature Communications, 4, doi:10.1038/ncomms3116, 2013.



・主な業績

準テイラー状態の地球ダイナモモデルを世界で初めて数値シミュレーションで示し、現実的なダイナモモデルの構築に向けて大きく貢献した。また大地震の際に特徴的に現れる電場の円偏波変動を世界で初めて明瞭に観測し,地震ダイナモ理論を新たに提唱し検証した。さらに1980年代初めからトルコ共和国・北アナトリア断層西部域の地震空白域において,断層構造および地震発生の予兆に関する多角的な地球物理学観測を展開した。1999年のイズミット地震震源付近の電磁気観測から、比抵抗構造の時間変化を捉えることに世界で初めて成功した。学会への貢献として「日本地球惑星科学連合大会」の礎である「日本地球惑星科学関連学会合同大会」の第一回大会開催に尽力し、Earth Planets Space誌の初代編集委員長を務め、地球惑星科学の統合を推進した。また、地震予知連絡会委員,地震防災対策強化地域判定会委員,JICA委員、地震調査研究本部地震調査委員会委員長等を歴任し,地震・火山防災事業を国内外において推進した。



・推薦者

小川康雄