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深尾 良夫 先生








 

・受賞理由

地震学,特に震源過程・地震波トモグラフィー・地球自由振動論分野における顕著な功績により



・経歴

1971年  名古屋大学助手(理学部)
1978年  名古屋大学助教授(理学部)
1988年  名古屋大学教授(理学部)   
1993年  東京大学教授(地震研究所)
2004年〜現在 海洋研究開発機構上席研究員



・主要論文

Fukao, Y., 1979, Tsunami earthquakes and subduction processes near deep-sea trenches, J. Geophys. Res., 2303-2314.
Fukao, Y., 1984, Evidence from core-reflected shear waves for anisotropy in the Earth's mantle, Nature, 309, 695-698.
Fukao, Y., M. Obayashi, H. Inoue, M. Nenbai, 1992, Subducting slabs stagnant in the mantle transition zone, J. Geophys. Res., 97, 4809-4822.
Suda, N., K. Nawa, Y. Fukao, 1998, Earth's background free oscillations, Science, 279, 2089-2091.
Fukao, Y., K. Nishida, N. Suda, K. Nawa, N. Kobayashi, 2002, A theory of the Earth's background free oscillation, J. Geophys. Res., 107, doi:10.1029/2001JB000153.



・主な業績

深尾氏は,震源過程、地球内部構造とダイナミクス,常時自由振動の発見と解明,そして固体地球と大気及び海洋との相互作用による地球振動などの幅広い研究分野において,多くの先駆的で顕著な業績を上げておられる.例えば比較的最近の業績だけを見ても,全マントルトモグラフィーの精力的な研究によりマントルダイナミクスの解明を試みたことは,その後の地球科学の議論に大きな影響を与えている.また地球が長周期帯域で連続的に振動しているという未知の現象(常時自由振動)があることを発見し,その解析・解明をすすめられた.そしてその発展として、固体地球の振動に留まらず,大気および海洋までをも一体とした,真の全地球の振動としての地震学を開拓しつつある.



・推薦者

古本宗充