生駒大洋(Masahiro Ikoma)








・受賞理由/Commendation


巨大ガス惑星の形成過程の理論的研究と系外惑星への応用

Theoretical studies on the formation process of giant planets and the application to exoplanets



・主要論文 / A list of five major papers

Ikoma, M., Nakazawa, K., and Emori, H., Formation of Giant Planets: Dependences on Core Accretion Rate and Grain Opacity. Astrophys. J. 537, 1013-1025, 2000.

Ikoma, M. and Genda, H. Constraints on the Mass of a Habitable Planet with Water of Nebular Origin. Astrophys. J. 648, 696-706, 2006.

Ikoma, M., Guillot, T., Genda, H., Tanigawa, T., and Ida, S., On the Origin of HD149026b. Astrophys. J. 650, 1150-1159, 2006.

Valencia, D., Ikoma, M., Guillot, T., and Nettelmann, N., Composition and Fate of Short-Period Super-Earths: The Case of CoRoT-7b. Astron. Astrophys. 516, A20, 2010.

Ikoma, M. and Hori, Y., In Situ Accretion of Hydrogen-rich Atmospheres on Short-period Super-Earths: Implications for the Kepler-11 Planets. Astrophys. J. 753, 66, 2012.



・主な業績 Major achievements (in Japanese)

生駒氏は、巨大惑星のガス捕獲過程に関する研究を起点に、観測に基づく系外惑星形成過程の制約に進み、さらに、最先端課題である系外惑星の大気科学とハビタビリティへと、その研究内容を進展させてきた。その手法も、理論に止まらず、データ解析、観測を取り込み、拡張されてきた。ガス惑星形成の研究を通して提示された物理(集積率)と化学(ガス不透明度)を結びつけるアプローチを発展させ、その後の系外惑星研究における基軸となっている。研究内容の本質的鋭さと明快な論理性により海外からも高く評価されていることが、被引用数の高さ、レビュー論文の分担依頼、国際会議に招待講演の数などに現れている。現在日本における系外惑星研究のリーダーとして、系外惑星観測計画などに向けた国際協力を進めている。生駒氏はまた、大学院生・若手に対し、丁寧な指導で育成しつつ、彼らとともに多様な研究を展開することで当該分野の発展に貢献をしている。



・推薦者/Nominator

永原裕子 (Yuko Nagahara)

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